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味噌屋と桃の節句。

春を感じる今日この頃。3月に入りましたね。
3月になると少しずつ春が近づき始め、冬を乗り越えたたくさんの花や木草が一斉に成長する月なので「木草(きくさ)弥(いや)生(お)ひ茂る月」が「弥生(やよい)」と詰まって呼ばれるようになったと言われています。

そんな3月ですが、早々桃の節句を迎えます。
桃の節句に甘酒を飲む風習があると思いますが、
実は甘酒に似た、桃の花びらをお酒に浸して作った
「桃花酒」をふるまう習慣があり、桃には邪気祓いの力があると
いわれているので、邪気祓いをする節句が桃の節句でもありました。

桃は100歳に通じる不老長寿の木であり、
縁起の良いものとされていました。
邪気を払い、長寿を願う思いが込められたしきたりです。

また、甘酒といっても酒粕の入ったものと、
米麹からつくるノンアルコールのものとあり、
米麹が原料である味噌をつくる味噌屋では甘酒とゆかりがあり、
時折、お客様より甘酒をつくるための米麹の問い合わせがあります。
ノンアルコールなので、お子様からご年配の方まで
味わっていただける米麹の甘酒。

桃の節句、春を愉しむ飲み物として、
桃や桜の花びらを浮かべてもよいかもしれませんね。

米麹については、お気軽にお問い合わせください。
春の始まりに味噌屋の甘酒はいかがでしょうか。

新年のご挨拶。

新年、明けましておめでとうございます
これからも「変わらぬ味」と「暮らしに寄り添う情報」をお届けいたします。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

お正月にはこの椀を。

今年も早いもので12月に入りました。
この数日で一気に冬模様になりましたね。

12月になると旧暦で「師走」というように、一年の締めくくりと新年を迎える準備にとやることがたくさんあり、忙しく走り回る月になります。
味噌屋も、新年のあんもち雑煮用の白味噌仕込みが忙しくなる時期です。

さて、その雑煮についてですが、香川県内でもあんもち雑煮に種類があるのをご存知でしょうか?
今では、全国的に「白味噌の味噌汁にあん餅」が入ったことが知られるようになりました。
しかし、香川県内のさまざまな地域でお話を聞いてみると、「白味噌の味噌汁に丸餅」「白味噌の味噌汁に塩あん餅」「赤味噌の味噌汁に丸餅」「赤味噌の味噌汁に塩あん餅」「すまし汁に丸餅」と、「白味噌の味噌汁にあん餅」以外も多くありました。東かがわ市や小豆島では、「白味噌の味噌汁に丸餅」が多いそうです。

「赤味噌の味噌汁に塩あん餅」ときくと、やはり香川県のお雑煮には、味噌とあんが欠かせない地域であることを感じました。

その歴史は、香川県の主要作物であった讃岐三白(塩・砂糖・綿)と深いつながりがあります。食べられるようになったのは明治時代から。さとうきびづくりに精を出していた農家がせめて正月だけでも甘いものを家族で食べたいと、砂糖を使ったあんもちを雑煮にしたことが始まりと言われています。
また、水不足に悩まされ米の収穫が安定しなかった香川県では、赤味噌に比べ、米を多く使用する白味噌はハレの日に食べる味噌として、家庭で大切に仕込まれていたそう。

さまざまな思いや環境から生まれた、香川県の「白味噌の味噌汁にあん餅」を使った雑煮。ぜひ、新年を迎える郷土料理として続いていくことを願いします。

今年は、新型コロナウイルスにより、環境が大きく変わった一年だと思います。家族集まることが難しいからもしれませんが、お住まいの場所で地元の味で無事一年を終え、新年を迎える味として作っていただきたい郷土の味です。

みのりの秋。

急に涼しく、朝晩は肌寒くなりましたね。
過ごしやすくもなりましたが、季節の変わり目は、体調をくずしやすくなりますのでみなさまお体大切にしてください。

これから食欲の秋到来です。
香川県では周辺の黄金色だった田んぼも稲刈りを終えたところが増えてきました。
米作りは、八十八の手間がかかることから「米」という漢字が生まれた言われます。
野菜などのように収穫がゴールではなく、収穫後は稲を乾燥し、稲穂からもみをとり、精米し・・などまだまだ段階を経て、私たちの食卓にごはんとして並びます。
※野菜や果樹も収穫が最終でなく収穫後は、土や木などの管理が続きます。

また、米だけでなく、なす、金時人参、金時芋、オリーブ、富有柿、キウイ、みかん、なし、ぶどう、レモンなど香川県産の秋食材も実りの時期を迎えています。

従来であれば、豊作を祝うお祭りが各地域で行われる時期だと思いますが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、中止されているところが多いようですね。みのりを祝うお祭りは、収穫を祝うとともに、無事収穫できたこと、生物の命をいただくことに感謝をする意味もある大切な祭事です。また、来期の豊作を願う意も込められています。

生産者の方曰く、例年異例が増えているようですが今年もまた異例の年。
7月の長雨、8月からの猛暑で今までの経験が生かしきれない、自然との戦いが続いているようです。

そのような話を聞く中、味噌は米(麹)が必須の調味料です。この実りに感謝をして、これからも食材のおいしさを引き立てる味噌作りに励んでいきたいと思います。

香川県の秋の味覚と味噌を使った料理を引き続きSNSで情報発信していきますのでお楽しみに!

「食品表示法」改正に伴うお知らせ

下記の修正事項をお知らせさせていただきます。 
2020年4月より新たな食品表示制度が施行され表示内容を変更してきましたが、一部店頭の商品で旧表示のものが販売されています。
また、栄養成分表示の内容をエネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5項目に統一してまいります。現在表示のあるナトリウムは、非表示となります。
商品の味や品質に問題はありません。安心してお召し上がりください。
新表示に早急に変更してまいります。
修正事項
(旧)栄養成分表→(新)栄養成分表示
(旧)ナトリウム→(新)非表示